糖尿病

糖尿病の種類について

糖尿病の種類はいろいろなケースがありますが、「1型糖尿病」と「2型糖尿病」に大きく二つに分けることができます。糖尿病の種類についてについて紹介していきます。

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糖尿病の種類
糖尿病は細かく分類するといろいろなタイプ・種類がありますが、大きくは二つに分けることができます。ひとつは、インスリンをまったく、あるいはほとんどつくることができないタイプです。インスリンが、もともと「ない」、あるいは「きわめて少ない」状態ですから当然、外からインスリンを補わなければなりません。これを「1型糖尿病」といいます。そしてもうひとつは、主にインスリンの分泌が悪いタイプと、筋肉や肝臓でのインスリンの作用が低いタイプです。これを「2型糖尿病」とよんでいます。インスリン自体は分泌されているのですが、上手に作用しない状態を「インスリン抵抗性」といいます。あまり聞き慣れない言葉かもしれませんが、糖尿病を理解するうえで重要なキーワードになるので、覚えておいてください。1型と2型以外に、すい臓の病気(「慢性すい炎」など)や肝臓の病気、甲状腺機能異常、薬物の影響などが原因になっている糖尿病もありますが、ごく少数なので1型と2型の二つに分けて考える場合が多いようです。欧米人には、1型糖尿病患者も少なくありません。一方、日本人では、2型が糖尿病全体の約95%を占めています。とくに近年、急増している中高年の糖尿病のほとんどはこの2型糖尿病です。

1型糖尿病の原因

●急な発病
●自己免疫異常
●特発性

2型糖尿病の原因

●体質の遺伝
●肥満
●運動不足
●ストレス
※日本人の糖尿病患者の95%はインスリンが分泌されているにもかかわらず、インスリンが上手く働かない「2型糖尿病」です。残りの約5%がインスリンが微量しか分泌されない「1型糖尿病」になります。

糖尿病の4種類

1型糖尿病

インスリンの絶対的欠乏が原因。

2型糖尿病

生活習慣、遺伝・環境的要因により、インスリン分泌量が低下、もしくはインスリン抵抗性を生じる。

その他の疾患

膵臓β細胞機能に関わる遺伝子異常、インスリン作用の伝達機構に関わる遺伝子異常。他の疾患、条件 (膵外分泌疾患、内分泌疾患、肝疾患、薬剤や化学物質によるもの、感染症など)

妊娠糖尿病

妊娠中に発症、あるいは妊娠中に発見される耐糖能異常。