ブロッコリー・ほうれん草/食品成分・栄養・効果【糖尿病食事療法】

糖尿病

血糖値を下げる食品・ブロッコリー・ほうれん草

ブロッコリーやほうれん草などの濃い緑色野菜には、色素成分カロテノイドが豊富に含まれています。また緑の野菜は葉酸の宝庫で血液をサラサラにしてくれます。ブロッコリー・ほうれん草効果について紹介していきます。

活性酸素の抑制に効果的

合併症を予防(1日の目安量100g)

ほうれん草
ブロッコリーやほうれん草などの濃い緑色野菜には、色素成分カロテノイドが豊富に含まれています。
赤い野菜に多いβ-カロテンに加え、緑の野菜はα-カロテンも多く含むのが特徴です。α-カロテンは、β-カロテンと比較すると、ピタミンAへの変換効率が低めですが、抗酸化力が高いので、活性酸素の作用を抑えるのに有効です。

葉酸は新しい赤血球を合成する「脳の栄養分」

ブロッコリー
緑の野菜で見逃せない成分が、水溶性ビタミンB群のひとつである葉酸です。葉酸は「脳の栄養分」とも呼ばれ、赤血球や細胞核の合成に欠かせない栄養素として働き、血液の循環をスムーズにし、疲労やストレスを軽減する作用があります。葉酸を含む代表野菜のひとつ、ブロッコリーには、インスリンの働きを促進させるクロム、カルシウムなどのミネラル類も豊富に含まれています。一方、ほうれん草には、鉄分も多く、貧血の改善にも効果があります。葉酸は熱に弱いので、手早い調理が肝心になります。