糖尿病網膜症(増殖網膜症・失明)

糖尿病

糖尿病網膜症について

糖尿病網膜症は目の奥側にある網膜の毛細血管に、小さな血管のこぶができ、眼底出血を起こします。自覚症状の乏しさから放置されることも多く、増殖網膜症に移行し、突然の大出血から失明にいたります。糖尿病網膜症について紹介していきます。

糖尿病網膜症は失明の第一原因に

眼科レンズを適して入ってきた画像を受け取る(カメラのフィルムの役目)のが網膜です。常に正確な画像を受け取るために、網膜上には酸素や栄養素を運ぶ細小血管が張り巡らされています。高血糖状態が長く続くと、網膜上の紳小血管が傷めつけられていきます。初期には、ごく小さなこぶのように膨らむ毛細血管瘤や小さな出血が網膜上にできたり、紳小血管の一部が梗塞して血液が流れなくなるために白斑があらわれたりします。これを「単純網膜症」といいます。しかし、この段階では、視力低下などの障害を自覚することはありません。単純網膜症を放置しておくと、網膜の細小血管の出血がひどくなります。破れた血管の機能を補うために、となりに新しい血管が作られますが、この血管は非常にもろく破れやすいという欠点があります。網膜上にできる新しい血管が「作られては破れ、作られては破れ」を繰り返すことで、網膜症がどんどん進行していきます。これを「増殖網膜症」といいます。増殖網膜症からさらに出血がひどくなると、失明のリスクが非常に高くなります。糖尿病が原因となり網膜症を発症する人は多く、糖尿病が発病して10年以内に全体の25%が、20年以上経過すると70%が発症するという報告もあります。また、網膜症による中途失明が年3500人以上と、成人中途失明の原因のトップになっています。ですから、糖尿病患者は、定期的に眼科医の検査を受ける必要があります。

糖尿病網膜症

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