大血管障害(動脈硬化・糖尿病の合併症)

糖尿病

大血管障害(動脈硬化)

大血管障害の典型が血管壁の傷んだ部分にコステロールなどがたまって、内腔が狭くなったり、もろくなる動脈硬化です。少し前までは、糖尿病になって10年ほどすると動脈硬化が起こるといわれていましたが、メタボリツク・シンドロームの危険要素にあるように、予備群にもリスクは潜みます。大血管障害(動脈硬化)について紹介していきます。

10年早く起こる動脈硬化

動脈硬化高血糖状態が長期間続くことで、細小血管だけでなく太い動脈も傷んできます「大血管障害」。その典型的なケースが、血管壁の傷んだ部分にコステロールなどがたまって、内腔が狭くなったり、もろくなる動脈硬化です。動脈硬化が進行する過程は非常に複雑ですが、最近ではかなり解明されてきました。動脈硬化は、老化現象のひとつでもあります。したがって、健康な人であっても40歳を過ぎたころから、程度の差こそあれ動脈硬化が起こるといわれています。しかし、糖尿病患者では少し状況が違ってきます。つまり、健康な人と比べ糖尿病患者の動脈硬化は、10年以上も早く起こると考えられています。

動脈硬化によって様々な深刻な病気が

アテローム血栓性脳梗塞動脈硬化が進行し、動脈が詰まると、そこから先の細胞に血液による酸素や栄養素の供給ができなくなるため、組織が死んでしまいます。脳内でこのような状態が起こるのが「脳梗塞」であり、心臓の冠状動脈で起こるのが心筋梗塞です。糖尿病患者の場合、動脈硬化が原因の疾患による死亡数は、一般の人の2~3倍にもなるといわれています。動脈硬化の原因には糖尿病のほかにも、高脂血症や高血圧、肥満などがあり、これらが重なると悪循環になり、病気の進行がいっそう加速されます。そこで、血圧は収縮期血圧が130mmHg未満、拡張期血圧が80mmHg未満、総コレステロールが200mg/㎗、LDL(悪玉)コレステロールが120mg/㎗未満になるように心がけましょう。

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